ASUS ROG ALLYにNeural DSPの Archetype: Tom Morelloをインストール
記事公開日: 2023年6月22日 / 最終更新日: 2023年6月22日
1,371views / monthこの記事は今月1,371回閲覧されました。
UMPCであるROG ALLYを購入したのでノートPCを売り払いました。オーディオインターフェイスは前回記事にしたものを新調して利用しています。液晶画面付きの小型PCとしてROG ALLYは十二分に活躍してくれていて大満足といったところ。
先日はAbleton Liveスタンダードもインストールして動かしてみましたが、MIDI打ち込みや楽曲の確認には問題なく利用できます。プラグインをいくつか追加するとやはり動作は重くはなりますが、それでも同価格帯の国産モバイルPCよりは遥かに動きは良いです。
7インチですから当然画面は小さいので、このまますべての作業をするのは苦しいです。サイズ感は有機ELの任天堂スイッチと同じと思っていただけるといいかな。ROG ALLYはSteam deckのドッキングステーションが利用できるので、それを使って16インチのモバイル液晶なんかをつないでもいいしARグラスを使ってもいいと思います。ROG ALLYからPAに出して、ARグラスをつけてパフォーマンス。というのも未来っぽさがある。
ROG ALLYを単なるゲーミングPCとしか見てない人は11万って高く感じると思うんですが、BIAS FXも動く、Neural DSPも使える、DTMもできるし、そもそもPCである。ということを考えたら楽器やってる人は実機エフェクター買うくらいの価格なので「安い」と思うんですよね。
フットスイッチを購入すれば、本当にコンパクトなマルチエフェクターとして使えちゃう。
Archetype: Tom Morelloが普通に動きます。ただ問題はタッチパネルで細かい操作はできないっていうこと。なので右側のジョグダイヤルをマウスとして使って操作する感じになります。レイテンシー問題も実用上問題ないレベル。私はバッファサイズ128で使ってます。
あとはBOSSのEV-1-WLを買って接続して試してみようかと思っているところ。皆さんもUMPC買うとよいですよ。ROG ALLYはヨドバシとかで実機触れるはず。ぜひどうぞ。