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ZOOM G6 詳細レビュー 買うかどうかの判断はKRAMPUSで

激鉄機材 記事公開日: 2020年12月13日 / 最終更新日: 2020年12月24日

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昨日ZOOM G6が届き結構色々と遊んでみました。他社競合はどの機種になるか、使い勝手はどうか。今既に持っている機材を買い換えるに値するかなどじっくりレビューしていきます。

Guitar LAB 7で操作可能になりました※12/24

https://zoomcorp.com/ja/jp/news/guitarlab_update/

今回はZOOM G6→ミキサー→JBLモニタースピーカーで使用しました。

ZOOM G6のライバルは

ZOOM G6のスペックとしてかなり近いのがMOOER GE250ですね。

サンプリングポイントが2048というのはG6と全く同等。GE200はI/Oから考えるとZOOM G6と同じなんですが、IR部分が512とかなり下。ですから、一応ライバルとしてはGE250が近いかな、という印象です。I/OがこれくらいあるとG6文句つけようなかったですね・・・。

ちなみにDSPパワー自体を比較するとおそらくGE250の方に余力があるのでは?と思います。ZOOM G6のDSPが非力すぎる、というよりも搭載されているアンプモデルがDSPパワーを食いすぎる感じ。特にZOOMオリジナルアンプKRAMPUSは37%のパワーを必要とし、普通のディーゼルモデルは20%そこらです。

モデリング系のアンプはどれも30%持っていかれることは無いんですが、ZOOMオリジナルアンプはどれも30%以上のDSPパワーを食います。

ZOOM G6の使い勝手は

EDIT ALLでほぼ完結

エフェクトの配置、各種エフェクトのパラメーター調整、エフェクトの移動はEDIT ALLの画面ですべて完結します。現在アサインされているブロックをタッチすると変更が可能。

基本的にマニュアルなしで操作可能ですし、マルチエフェクターが苦手な私でも苦もなく操作が可能。タッチパネル+フルカラー液晶の恩恵は素晴らしいと感じます。タッチパネルの反応はちょっと前のAndroid端末っぽさ。Amperoよりは動くかな、という印象。

Headrushと比べるとあと一歩ですが、十分ストレスフリーだと思います。

ZOOM G6は4.3インチ・タッチスクリーン搭載、Amperoは4インチ、Headrushは7インチとなってます。そう考えたら4インチあればまず操作に困ることや視認性で難儀することもないと判断できそう。

視認性も問題なし

フットスイッチへのアサインもエフェクト画像を押した順に左からスイッチにアサインされます。簡素ですが、実際には必要十分。面倒な操作なしに設定が出来るのでフットスイッチは4つで十分なのだなと感じました。

photo by ZOOM

筐体サイズもZOOM G6はちょうどいい具合。多分エクスプレッション・ペダルなしモデルが出るような気はします。

PLAYMODE Effect board

PLAY MODEスイッチで自分のスタイルや使い勝手に合わせてディスプレイが変わります。これ、結構便利でZOOM G6を使いやすくしているポイントかなと思います。

MEMORY

メモリーモードだと同一バンク内のパッチも見えるので、ルーパーを使ったあとこの画面まで一気に戻れると便利だなとは思います。PLAY MODEは踏むことに一段上に切り替わるのでメモリーモード→ルーパーモードとなります。

ZOOM G6のルーパーはどうか

ZOOM G6はルーパーの位置をプリ・ポストどちらかに置くことが可能。ということはエフェクトのかかった音をループさせることも、エフェクトのかかってない音をループすることも可能なわけです。プリセットの音比較するにも便利、こっちのIRとこっちのIRだとどっちが自分に合った音か。

といった場合はルーパーをプリに配置すればOK。

リズムエリアはルーパーの後ろになるので、ルーパーはリズムを使う場合でも影響されないのはありがたいところ。リズムマシーンがルーパーに絡んでくるのはめちゃくちゃストレスになりますからね。

ルーパーは44.1 kHzで録音されます。SDカードで拡張+PCとのデータ通信ができるのでPCでリズムパターンなんかを作ってG6で利用することも出来ます。簡易的なREC用、リフだけを録っておくとかそういう使い方も出来ます。

ZOOM G6の性能面を考える

ZOOM G6の信号処理は32-bit、周波数特性は20 Hz 〜 20 kHzとなってます。A/DとD/Aは24-bit 128倍オーバーサンプリングで、サンプリング周波数は44.1 kHz。

ちなみにHeadrushやHX STOMPは24-bit / 96 kHzなので、G6を上回っています。G6と同様なのはやはりMOOER GE250、という結論に至ります。

BOSS GT-1000シリーズはA/DとD/A32-bit サンプリング周波数96kHzなので頭一つ抜けてますね。

とはいえエフェクトの音質や、アンプモデルなどが劣っているとは言えません。というかもうここまで来たらエフェクトの音質は好みの問題。メーカーごとに特色がかなりあるので実際に弾いて自分がいいと思ったものをどうぞ、としか言いようがありませんね。

ZOOM G6の良さ、というかZOOMの良さは空間系とはよく言われていますがG11以降はZOOMオリジナルアンプのクオリティの高さだと思います。KRAMPUSがめちゃくちゃ良く出来ているんですよね。ハードロックに必要とされるすべてが内包されているアンプモデルです。

勿論メタルでもガンガン使っていけるサウンド。

KRAMPUSが合うかどうかでZOOM G6の購入を決めてもいいと思います。

IR重ねがけ

L/Rに分けることが出来ないのであまり意味はないかもしれませんが、IRの重ねがけが可能。IR以外に従来型の「キャビシミュ」も入っているので、それも重ねがけ出来ます。IRを使わない場合はDSPパワーをかなり削減できるので、気に入った音がキャビシミュにあるのならそちらを使うのも手です。

ZOOM G6の駄目なところ

これはもうDSPパワーですね。KRAMPUS+IRだけで37%+27%のDSPパワーを持っていかれますから。G11だともっといけるのでしょうけど、思い空間系を重ねがけするのは非現実的。従来型のアンプモデル、ディーゼル+IRで47%くらい。従来型キャビシミュを使えば更に圧縮できますが・・・、音の善し悪しは確実にIRに左右されるので現実的ではないですよね。

逆にそこだけが弱点、駄目なところです。それを補ってあまりあるくらいKRAMPUSの音が好きです。

ZOOM G6結論

タッチ液晶がやっぱ楽

買うかどうかは先程いったとおりKRAMPUSが好きな音かどうかで決めてください。それくらいハードを買う利点はこれだ、というサウンドになってます。改造5150とか、そっち系の音が好きな人なら絶対に気にいるはず。

G5nとかでもKRAMPUSが使えて音の変化が分からない?何を言ってるんですか、G6のIR凄いですよ。音の面では明確にG5n、G3nなんかは完全に前世代機と化しました。聴き比べて分からない、という次元ではないですもう。

音作りの幅は当然広いし、IRも高品質なものが利用可能。そもそもZOOM G6に内蔵されているIRは空気感が他社よりも圧倒的だなと感じます。これはStrymon IRIDIUMにも感じたこと。1つのキャビモデルに対し3つのIRデータ、距離1インチ・12インチ・ROOMと入ってます。

MVのキャビモデルにはMIXがあるので私はこればっかり使ってしまいますね。

自宅で遊ぶだけでなく、レコーディングに使う場合もZOOM G6の空気感というか立体感?現実感というべきか。そういうのはメリットになると思います。勿論IRにもイコライザ着いてますし、ローで過ぎだなと思ったら絞ることも可能。

AMPのIN挿しに関しては今回一切チェックしてないので、現地で確かめてきてください。あ、あと500mAという省エネ駆動なのでエネループブースターも利用できました。

メタルに使えるの?って??

ここはメタルブログですよ。何を言ってるんですか。

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