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Digitech RP360で遊んでみた。

激鉄機材

記事公開日: 2014年6月7日 / 最終更新日: 2014年6月7日

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とりあえずDigitech RP360で色々遊んでみました。
以前のRP355で存在していたA/Bアンプ切り替えなんかは、
バンクモードで代用が可能ですね。

1バンクにつき、3つ。
つまりスイッチ1〜3にそれぞれプリセットを振り分けておくことで、
擬似的にアンプのクリーン・クランチ・リードみたいに使うことができます。

もちろんエフェクトはプリセットに含んでおかねばならないので、
バンクモード中にエフェクト単体のON OFFをするにはフットスイッチ同時押しで
ストンプモードにする必要が出てきます。

バンクモード▶プリセットモード▶ストンプモードと切り替えをライブ中にやるのは
現実的ではないので予め想定できる音をバンクに登録しておくしかないですね。

とりあえずRGD2120Z▶RP360▶OR15H Returnで遊んでみました。
アンプのリターンにつなぐ場合は、殆どの場合アンプ側のボリュームコントロールで
音の調整ができないので音量に気をつけましょう。
RP360のマスター音量を最小にしてからアンプの電源をONにします。

RP360のミニノブ一番右側がマスター音量調整ですが、
パフォーマンスモード(プリセットの名前が出ている画面)でしか操作はできません。

実際にハイゲインアンプいろいろ試してみましたが、
ノイズゲート要りますかね?ハイゲインでもノイズ乗りが少ない気がしますね。
ギター側のボリュームにそれなりに追従してくるのはもはや当たり前。

Digitech使った事がある人はわかると思うんですが、全体的にモデリングは派手な印象ですね。
相変わらずなんですが、Marshallはそのモデルごとの特徴をわかりやすく派手に味付けされてます。
JCM800とJCM2000の違いなんかはちょっとニヤリとしてしまいますよ。
実機使ったことがある人は「ああ、派手な味付けってこういうことか」というのがわかってもらえるはず。

Mark4も似てますね。ペトっぽい音がすぐに作れます。
RandallモデリングはマンマPANTERAサウンドですね。ノイズ少ないです。
全体的にRP355よりもノイズが少なくなっている気がしますね。
ただ独特なコンプ感は有り。でももはやRP355を積極的に選ぶ理由はないですね。
全てにおいてRP360の方が使いやすいです。
アンプA/BモードにこだわるならRP355しかないでしょうけど・・・。

キャビネットモデリングもDigitechオリジナルがいっぱい入っているんですが、
味付けがこちらも派手。音の変化が極端すぎるかなぁという印象ですね。
ただ明確にキャラクターが変わるのでそれはそれで面白いかもしれません。

総じて操作感はG3よりDigitech RP360がよりおっさん向け(ry

何よりとりあえずアンプ選んでキャビ選んだらすぐ実戦で使える音が出ちゃう。
ってのが一番だと思いますね。イコライザーをストンプに追加したりせずとも美味しいサウンドになってます。
アンプモデリング+キャビ+OD系 これだけでいい音出ちゃうのはRP360まさにズボラ向け。
マルチ苦手な人もいいですよねこれは。

RP360はアンプモデリング+キャビモデリングはスルーできるので、
単にエフェクトモデルだけのマルチとしても使えます。
これで2万以下、そして消費電力は300mAhですからスゴイ時代ですよ。

次回からは実際にRP360の色々な機能を使っていこうと思います。
パッチ切り替えの速度や、音切れ感などをレビューしていく予定です。

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