Digitech elementを買ってしまいましたのでレビュー review

2017年8月18日

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以前散々誰が買うんだとか言ってスイマセン。Digitech element買ってしまいました。相当売れてないんでしょうね。シリアルが4000番代でした。

VOX iGをそろそろ引退させたいということで、1万円程度で何か買えないものかと画策してました。基本的に一度音を決めたら触ることがあまり無いので、ぱぱっと設定できるのがいいなと。ZOOM G1onとか、MS-50Gなんかも検討したんですが基本Digitech党なのでポチーと。

Digitech element

Digitech elementはパワーサプライ付属、日本語マニュアルもちゃんとあります。
ハーマンのパワーサプライなんですね。RP360よりも随分コンパクトなサイズになってます。

Digitech elementには面倒くさがり向けにTONEBANKという機能があって、予め設定されたトーンを選択可能。これはフットスイッチで切り替え出来ないので、普段使う場合はプリセットにメモリーしておく必要があります。別途、エフェクトモデルだけのFX BANK機能もあります。ボタン押すだけなのでかなり楽です。

ファクトリープリセットは上書き不可能です。
ユーザープリセット保存はSTOREボタン二度押しだけで保存完了です。

F01〜がファクトリ、001〜がユーザープリセットとなっていますが分かりにくい・・・。

Digitech elementのエフェクトチェインはEDITボタンで移動して、セレクトノブでON/OFFする感じ。 できればココもボタン一発でON/OFF出来ると良かったなぁと。エフェクトによって触れるパラメーターが異なります。アンプ・歪み系モデルはゲイン(というかゲインに伴い微妙に音も変わる)をいじるのみ。あとはEQセクションでコントロールします。VOLコントロールを一切廃したのは英断かもしれません。

例えばDOD250を選択すると、od1〜9と言った具合にゲインパラメーターを設定するだけでOK。
物凄くシンプルな操作を追求したためか、リバーブは物凄い派手なあの音しか使えません。リバーブの細かいパラメーターは一切触れないです。コンプレッサーも1コントロールのみです。というかMOD系も全部1コントロール。1ノブのコンパクトエフェクターみたいな使い方になりますね。

ディレイのみ、ディレイタイプ+ディレイタイムを調整可能。ディレイタイプによってフィードバックとディレイレベルは固定です。

スピーカーキャビネット補正は、ヘッドフォン端子にヘッドフォンを繋ぐと自動でONに。メインアウトでスピーカーキャビネット補正を使うこともできます。しかもメインアウトはステレオアウト可能なのでステレオYケーブル使えます。

Digitech elementに内蔵されているドラムマシンはアンプ側で歪ませているとドラム・マシンも歪むので要注意です。

搭載されているチューナーはそこそこの精度。これだけをメインにするのは厳しいかもしれないです。ただ、半音下げ・1音下げ・1音半下げのチューナー設定ができるので
良くマルチエフェクターにオマケでついているチューナーで半音下げしようと思ったら、センターのLEDじゃなく左側の♭に合わせないといけない。 みたいなストレスはありません。

搭載エフェクト一覧

Digitech element レビュー

Digitech elementのサウンドはRP360直系のサウンドで、派手かつ高音質です。GATEが特に優秀でノイズはバッサリカットできますね。ODモデルをGAIN5で使用し、アンプも歪ませる状態、ストラトのシングルコイルであってもGATEレベルは2くらいで十分です。GATEは2種類あるのもありがたいところ。

GATEをオフにした状態でもElement本体に起因するノイズは凄く少ないです。

使い勝手としては物凄くシンプル。一度音を作ったらほとんどいじらない人にはVOX iGよりも簡単でいいと思います。予め触れるパラメーターを固定したことで、よりわかりやすく目的の音にたどり着きやすいのもポイント。RP360の機能制限版、くらいに考えてもいいと思います。

唯一リバーブのパラメーターが触れないので、音が派手すぎるのは残念。ディレイは割りと好みの音にたどり着けます。

問題はその価格。9000円台が最安値というのが・・・。パワーサプライ付属とはいえ、本体だけで7,500円はしている計算。VOX iGはなんであんなに安いのか更に謎が深まりますね。とはいえ、DOD250のモデリングが入っているのはDigitechぐらいですしね。

一応、VOX iGは引退させることができそうです。
1ノブのコンパクトエフェクターが並んでいる、というイメージのマルチエフェクターです。シンプル操作で、一度音を作ったらさほど触らないよなぁ、という人にはおすすめ。それ以外の人はG1onとか、MS-50Gでいいと思います。VOX iGユーザーであれば買い換える価値は若干あります。

最後にざっとスペックを。電池駆動できれば無敵でしたね。

【Elementの主な特徴】
■43エフェクト(12アンプ[9キャビネット]、31ストンプボックス・エフェクト)
■200プリセット(100ユーザー/100ファクトリー)
■20トーン・バンク
■20エフェクト・バンク
■クロマチック・チューナー
■45のハイクォリティなドラム・パターン
■ミキサーなどへ直接接続できるスピーカー・キャビネット補正機能
■PS0913DCパワーサプライ付属

【Specifications】
A/D/A交換:24bitハイパフォーマンス・オーディオ
サンプリング周波数:44.1kHz
DSP:AudioDNA2 DSPプロセッサー
最大同時使用数:8エフェクト
プリセット・メモリー:100ユーザー・プリセット(1-100),100ファクトリー・プリセット(F1-F00)
ドラム・マシーン:45パターン
ギター・インプット:1/4インチ・モノラル・アンバランス(TS)
入力インピーダンス:500kΩ
メイン・アウトプット:1/4インチ・ステレオ・アンバランス(TRS)
出力インピーダンス:500Ω Left/Right
出力最大レベル:+7dBu
ヘッドフォーン出力:1/8インチ・ステレオ(TRS),17.4mW per channel @ 50Ω
付属パワーサプライ:9VDC,50/60Hz
Adapter:PS0913DC
消費電力:1.6W
消費電流:175mA以下 @ 9VDC
サイズ:159(L)×114(W)×47(H)mm
重量:約340g(パワーサプライ除く)

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