IRローダーの選び方
記事公開日: 2019年12月5日 / 最終更新日: 2019年12月12日
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IRローダーいっぱい出てますね。間違いなく言えるのは来年はもっと色々IRローダーが出てくると思います。一時期コンパクトサイズで流行ったMooer Radar キャビネットシミュレータやNUXから出たSolid studio、MESA/Boogieが出してきたCabclone IR・・・。
結局IRローダーの違いやスペックって何?ということでまとめてみましょう。
現時点モンスタークラスの最上級 IRIDIUM
Strymon IRIDIUMはアンプシミュ部分を除いたIRローダーとしても、現時点孤高の最上位IRローダーとなっています。そのスペックは以下の通り。
A/D 24bit / 96kHz IR-Length 500ms
最強です。
2万円台最強 Nux NSS-3 Solid studio
2万円クラスの最強IRローダーはNuxです。この機種に関してIRデータすら自分で作り出すことが出来るので無限の可能性を秘めていると言っても過言ではないでしょう。
A/D 32bit / 88.2kHz IR-Length 46ms
PC前提なら Torpedo C.A.B. M
PCありきで触るならTorpedo C.A.B. Mはベストアンサーかもしれません。まぁ4万円もしちゃうんですけどね・・・。
A/D 32bit / 96kHz IR-Length 200ms
エントリークラス MOOER Radar
大体Radarより下のモデルはオマケレベルになっちゃうかもしれませんね。
A/D 24bit / 44.1kHz IR-Length23ms
失敗しない買い方
デジモノは現時点最新を買う法則。
とはいえそれも中々難しいのでIR-Lengthとサンプル数を確認すれば良いのではと思います。IR-Lengthは20ms以上、サンプル数は1024以上でまずは安心だと思います。
低価格のアンプシミュに同梱されているIRはサンプル512程度に留まっています。逆に言えばアンプシミュが一昔前のPODやその他アナログFLOORプリアンプであってもIRローダーを使えば抜群のクオリティとして再び戦える可能性もあるわけです。
参考として以下の動画をどうぞ。
フリーのIRデータについて
色々使いましたがフリーならLINE6だな、って。