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ギターの木材の基礎知識。

激鉄機材

記事公開日: 2008年2月5日 / 最終更新日: 2014年4月15日

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ギターの木材は本当に多種多様だ。しかも組み合わせで音まで変わる。
ギターはボディやネック、その構成部品のほとんどが木でできている。
ボディ材は当然のことながら、ネック・指板の木材でも音は変わる。
ビックリするくらい劇的に、だ。

数回に分けて解説しようと思うが、今回は誰もが知っているメジャーな
木材から紹介しようと思う。

まずは超有名「マホガニー」だ。
mgani.gif

マホガニーと言っても種類は多数ある。
ホンジュラスマホガニーや、アフリカンマホガニー、
アマゾンマホガニー、キルテッドマホガニーなどなど・・・。
その中でもギターにもっとも合うとされているのが、ホンジュラスマホガニーだ。
ただし、「マホガニー」とだけ明記される場合はホンジュラスマホガニーでは無い
場合が多い。

音質面としては音抜けがよく、暖かみのある音になるといわれている。
トップ材との組み合わせで様々な顔を見せてくれるボディ材だ。

次もよく耳にするはずだ。安いギターなどで使われるバスウッド。
bwood.gif

これは乾燥が非常に速い材かつ、軽く加工性もいいため、
安いギターでは好んで使われる。
ただし、アメリカ産のバスウッドは別名「アメリカンホワイトウッド」とも呼ばれ、
安物ギターには突然使われなくなるのでした。
音質面はバスウッドはやわらかい材なので軽い音となってしまうため、
トップ材に硬い木材を使用するとバランスのいいサウンドを奏でるといわれている。

我が家のフェンダージャパンストラトがこのバスウッド製だが、比較的しっかりした音が
出ているし、生音も非常に心地いい。
一概に「ダメな材」というわけではないので注意だ。

次は変形ギターなんかでよく使用されているアルダーだ。
当然変形以外にも多数使用されている。
ald.gif

軽量な木材なため加工性がよく、中音域が良く出るといわれている。
市場に出ている中堅クラスのギターは結構アルダーが多い。

と、主な3種のボディ材を挙げてみたがどうだろう。
個人的にはホンジュラスマホガニーバックのキルテッドメイプルトップ。
という組み合わせがスキだ。

指板にしてもメイプル指板や、ローズウッドなど、色々ある。
まずは色々なギターを「木材」に注目して試奏してはいかがだろうか。
きっと新しい発見があるはずだ。

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