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soulpower modのSD-1が完成。

激鉄機材

記事公開日: 2007年11月18日 / 最終更新日: 2014年4月15日

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sd-1mod.jpg

ついに誕生。世界最強のSD-1です。
もうその姿からはBOSS製品であったことの「過去」すら捨て去りたいような、
哀愁さえ漂うという凄まじいまでのモデファイSD-1です。

モデファイは soulpower のさいとうさんにお願いしました。

今回のモデファイは、大きな点では
1.オペアンプ交換
2.昇圧
3.ブースト追加
4.トーンコントロール
5.HIGH Qスイッチ
6.トゥルーバイパス
といった感じ。
トグルスイッチは左から、LOW FATスイッチ・HIGH Qスイッチ・クリップ変更で、
ノブは筐体表面が、通常TONEの位置がBOOST量調節となっています。
トーンコントロールは筐体横に移動しています。
当然LOW/MID/HIGHの3トーンコントロール。
実際には結構 soulpower のさいとうさんに「お任せ・一任」で
作業をしてもらってます。

sd-1mod2.jpg

恐ろしく重たい・・・。BOSSコンパクトとは思えないほどの圧倒的重量感。
まぁ、それ以前に見た目のインパクトは凄まじい。
ここまでやるのならばBOSS筐体にこだわることも無いのだろうけど、
やっぱり「やってます!」感が欲しいですしね。

sd-1mod3.jpg

トゥルーバイパスとなったことで、突き出た機械式スイッチでエフェクトのオン・オフを。
従来の電子スイッチでBOOSTのオンオフを切り替えです。

さて、気になるその音はというと。
世の中は広い。
といった感じ。
実はこれ以外にもMod SD-1の17V仕様を持っているわけです。
基本的にはそっちをメインに使っていて満足していたわけなんです。
良くご存知の「ヤフオク」SD-1ですね。
これ、実際に良くできていて、これで最強だと思っていたわけです。

で、予備として買っていた「バーブラウンオペアン」の9V仕様のMod SD-1を
今回更なるモデファイに出したわけです。
事実このバーブラウンSD-1は「発振装置w」が付いていたのでマトモに
使えたもんでは無かったので、とりあえずそれが解消されて、現状のSD-1よりも
良くなれば、と考えたわけです。

soulpower のさいとうさんは、こういったモデファイでは結構有名な方で、
以前METAL MUFFをモデファイしようと思ったときに一度メールをしてたんですね。
で、今回SD-1をいじっていただくにあたって、色々と注文を出したわけなんですが、
どれもキッチリと対応していただき、とてもいい感じでした。

出来上がったサウンドは、MF-350のクリーンチャンネルと合わせれば、
HIGH Q開放で「テレキャス」のような歯切れのいい「ジャキ」っとしたサウンド。
MF-350のAMP2 OD1とあわせると、ゴリゴリしたヘヴィメタルサウンドに。
OD2とあわせると、異次元のデスサウンドに変身。
どのサウンドも「音のハリ」が別物。
なんというか、「音が拡がる」わけなんです。

凝縮された「音の塊」が一気に開放されるかのごとく、
「音の出だし」から「音の収束」までが非常にクッキリとしている。
歪ませても「バランス」が崩れることなく、キッチリと「ロー」も出る。
それでいてブーミーな音にはならないあたりが素晴らしい。

ノイズ自体もパワーサプライを介しているにもかかわらず、
全くないといっていいほど。超超ローノイズ。
ピッキングへの音の追従も素晴らしく、「生きたサウンド」が出ますね。

積極的なトーン設定で、まさにジャンルを選ばないSD-1の誕生です。
世の中広いですね・・・。
ここまですごいとは。
soulpower は現在そのモデファイセンスや、さいとうさんの人柄で
注文殺到中ですので、自分もモデファイを!という方はお早めにどうぞ。
次回はそのサウンドを実際に公開したいと考えてます。

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