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MID FRQを極める。

激鉄機材

記事公開日: 2007年10月3日 / 最終更新日: 2014年4月15日

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基本的にMID、中音域をどうイコライジングするかで、
モダンなサウンドは決定付けられる。しかし、MIDって分かりにくい。
特にMID FRQコントロールが付いているとなおさらだ。

ここでまずは、自分のアンプのMIDの中心周波数を調べてみよう。
我がMF-350はトーンマトリクスコントロールによって、
300Hz・450Hz・600Hzを切り替えることが出来る。
結論から言うと、MIDの中心周波数が550Hz~350Hz帯にあれば、
MIDコントロールの効きはモダンヘヴィネス系に適していると思っていい。

SlipKnotのミック・トムソン使用のRIVERA Knucklehead KR-100MTは
MIDの中心周波数がおおよそ550Hz~250Hzの中間にあると言われている。
このMIDの中心周波数こそが、SlipKnotの「音」を特徴付けている。

スピーカーも重要な要素の一つだ。
極端なダウンチューニングや、ローがかなり低いところから出る場合、
スピーカーコーンの最低基本周波数に余裕が無いといけない。
例えばセレッションのVintage30は最低基本周波数が90Hzと言われている。
80Hzの最低基本周波数を出す人は、このコーンは使えない、となるわけだ。

ハナシをMIDの中心周波数に戻そう。
MID FRQがついているディストーションペダルにもこれは同じことが言える。
FRQツマミを550Hz~250Hzの中間にあわせ、MIDツマミでカットしてやる。
そうすればMIDだけはキッチリとモダンヘヴィネス系になる。
後は、BASSとTREの設定と「音抜け」の問題だけだ。

音抜けをよくするためには「倍音」を含ませてやるといいといわれる。
これがチューブアンプの音抜けの良さにつながっている。
倍音を含ませるには「チューブプリ」を使うとか、「チューブ系ペダル」を使うとか、
「エキサイター」をかませるなどの方法がある。

RIVERAなどのモダンハイゲインアンプ(RIVERAはジャズにも使えるが・・・)は
MIDに非常に特徴があるアンプだといっていいだろう。
MIDを積極的にイコライジングすることが出来るアンプ。これこそがモダンヘヴィネスサウンドを
作る最も近道になる。そう、皆Marshall MODE FOURを使えばいい(ry

サウンドハウス

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