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BOSS GT-1で遊んできました

激鉄機材

記事公開日: 2017年5月1日 / 最終更新日: 2017年5月1日

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遅ればせながらずっと気になっていたBOSS GT-1で遊んできました。JC120に繋いで、CoolZのストラトでチェック。

確かに音はいいですBOSS GT-1。PODを今更買うよりもずっといい。POD300〜400なんて中古でも、もう買う意味が見出せませんね。Peaveyのモデリングサウンドはかなり好みの音が鳴ります。操作性も概ねマニュアルを読まなくてもいじれるレベルに来ていますね。GT-100とほぼ同等の中身がこの小さいサイズに収まっているのはちょっと感動的です。

JC120などにつなぐなら、リターンへ挿すよりも普通にインプットに挿すほうがサウンドメイクがし易いかなと思います。アンシミュ部分のHIGHをカットしてやればJC120が最高に生きてきますね。JC120対策としてはBOSS GT-1でいいんじゃないかと思わせるレベルです。

しかしながら、モデリング内臓のマルチっていうのはどうしても「音が遠い」感じは否めないかなぁと。色々なモデリングを試しても、まとまりすぎているので自宅で遊ぶにはちょっとおもしろみが無いような気もします。これはLINE6やZOOMにも当てはまることなんですが、結局のところ「マイキングしたサウンド」がモデリングされているわけですから綺麗すぎるのは仕方ないんですけどね。

後はスイッチ類の小ささと、クリック感の無いノブ。ガンガンワウを踏む用途としては踏み代の小さいエクスプレッション・ペダルなどなど、気に入らない点もあるのは事実。エクスプレッションペダルやノブに関してはZOOMが使いやすいですね。

液晶横のノブはクリック感のあるものが採用されたらいいなぁ・・・。

BOSS GT-1はファクトリープリセットが非常に良くて、これをいじるだけでもポンといい音が出てしまうのはマルチに不慣れな人や初めてのマルチエフェクターとしては最高だと思います。細かいセッティングをするならPCがないと厳しいのは仕方ないところですかね。UIだけを重視するならHelixの素晴らしさにはまだどこも達してないかなと。

とはいえ、実売2万程度で買えるマルチとしては傑作です。BOSS GT-1凄いです。フットスイッチにはエフェクトON/OFFをアサインしたり、CTLスイッチには複数の機能をもたせることも可能。このあたりもとても良く考えられた仕様となってました。

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こういうのを色々触ると、自宅で最も面白いのは5W以下のフルチューブなんだなぁとか思ってしまいますね。色々なサウンドが手に入る、というのはいいんですが結局気に入ったプリセットしか使わなくなってしまう私にとっては、ME-50のような純粋でアナログ操作可能な「マルチエフェクター」がいいんでしょうね。

サウンドハウス

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