Digitech RP360 ひと通り触り終えて – レビュー。

Digitech RP360が届いて土日しっかりたっぷり遊んでみましたので、
そろそろまとめにかかろうかと思います。
過去記事と重複する画像なんかも出てきますが、とりあえずこの記事だけ見れば、
概ねなんとなーくRP360の良さが伝わるようにと思いますので。

さて、Digitech RP360は実質RP355の後継機となってます。
後継機というだけあって、アダプターはコンパクトになりましたし、
筐体もしっかりがっしりと作られています。
マルチファンクションディスプレイ搭載はRP355から特に大きく変わった点ですね。

RP355では1行文字だけディスプレイでしたので、
単体での音作りを完結させようとすると面倒だったり、
なんか音作りを積極的にやろうという気が出なかったりしました。

RP360はライブラリアンソフトのUIが刷新されている

RP355時代はそっけなかったライブラリアンソフトもUI一新。
グラフィカルなデザインで、エフェクターの画像もひと目でそれと分かるように。
エフェクトの並び替えや、アンプモデリングのON/OFF、
更にはフットスイッチ1〜3へのエフェクトのアサインも簡単にドラッグ・アンド・ドロップで可能です。

PCライブラリアンを使わなくても本体の液晶画面がマルチディスプレイなので、
弄りたいエフェクトの操作、移動、削除、追加がサクッと行えます。
画面遷移が最小限なので、迷いにくく、今自分が何を触っているかが明快ですね。
Digitech RP360はこの点では所謂「おっさんでも安心」なマルチだと思いますね。

スイッチにエフェクトをアサインすることも出来ます

SYSTEM設定からはフットスイッチの動作を切り替える事が可能です。
STOMPモードはその名の通り、フットスイッチが1・2・3それぞれに設定したエフェクトのON/OFFが可能に。

BANKモードは1・2・3のフットスイッチにプリセットの1・2・3を割り当て切り替えに。

プリセットモードはそのままプリセットの上げ下げが1・2スイッチで、3はルーパーになります。

STOMPモードにしておくことで、フットスイッチ2+3同時押しでプリセットモードへ移行します。
モードごとにフットスイッチの動作内容が変わってきますので、
そこら辺は使いようなのかなと。
フットスイッチの剛性感が高いのでなんとなく安心ですよ。

ストンプモードで、エフェクトのON/OFFをしてみましたが、
スイッチングノイズなどは殆ど感じられません。

プリセットモードでのパッチ切り替えはすんなり切り替わる感じ。
RP355より速くなったか?と言われるとまぁ気持ち改善されてるのかな?くらいの。
私自身パッチ切り替えを曲間で行うことはまずないのであんまり気にならないんですよね・・・。

RP360は買いなのか

モデリングアンプの質感はどれもいい意味で「派手」ですね。
アンプの特長が明確にわかるように味付けされてますね。
Marshallだけで7つ、JTM45とかJCM800~2000などアンプのキャラが生きてますね。
実機触ったことがある人は「派手」の意味がわかっていただけるかと。

Mark4モデリングやレクチモデリングなどMESA系はホントよく出来てると思います。
レクチ系に関してはG3より圧倒的に良いと感じてます。

Digitech RP360でしか使えないもの、としてDigitechオリジナルアンプシリーズがありますね。
どれもこの世に存在しないアンプなので面白いですね。
RandallやCARVINのモデリングがあるのもDigitechの特長かもしれません。

RP360はDigitech特有のコンプ感がバシバシ感じられるので、
このあたりで好き嫌いがわかれるかもしれませんね。
アンシミュ使わずにエフェクトだけ使いたい、て人には問題は無いですが、
エフェクト部分の完成度はM5とかG3 Ver2使ってる人には問題なく受け入れ出来るレベル。
エフェクトモデリング、よく出来てます。TS-MODとかアツいですマジで。
レキシコンリヴァーブもDigitechの特権ですね。

エフェクト・アンプの同時使用数は10となってますが、
結局フットスイッチにアサインできるのは3つまでなので、
純粋に「エフェクター」としてリアルタイム操作できるのは3つ。
ボードの中に3つのエフェクターが置いてある、という感じです。
RP360とM9の値段差考えたら、M9買う理由も無くなりますねこれは。

RP360に死角はないのか?
といわれると、ルーパーはアンプで歪ませた場合は全く使い物にはならないですね。
アンプでハイゲインで、RP360のルーパーをONにするとものすごいノイズ!
これはもうお話にならないです。
まぁ私はルーパー使わないのでいいんですけどね・・・。

ルーパー部分の使い道は、やっぱりパッチ作りの「ギタードライ音レコーディング機能」くらい。
ギターでリフを弾いてRP360にドライ音を録音しておくことで、
音作りの際にいちいちギター弾かなくてもいいというメリットがありますかね。
使うかどうかはあなた次第! て感じの機能です。

そんなこんなで買ってよかったか?
と言われると「良かった」と言い切れますね。

ElementシリーズやRP355など過去の製品を選ぶ理由は全く無いです。